時間は未来から過去へ流れている

私たちは、時間の流れは「過去→現在→未来」と考えているのが普通です。

しかし、江戸時代以前の時間は「未来→現在→過去」と考えられていたようです。

意味わかりませんよね??? 

私も何度も、同じような本やブログ、youtubeを見て勉強しましたが

なかなか今の概念が抜けませんでした。

そこで今回は、勉強した内容から、いくつかの事例を交えて時間の流れについて紹介します。

◆ まず、普通の時間の考え方

私たちが普段感じている「時間の流れ」はこうです:

  • 朝起きて、仕事して、夜眠る。
  • 子どもが成長し、大人になる。

時間は「線」のように過去から未来に向かって進んでいるという感覚です。

◆ 「未来から流れてくる時間」の発想とは?

これは、時間が未来から現在へ流れ込み、私たちがそれを受け取っているというような見方です。

この考えでは、「未来にある出来事や結果」が、現在の私たちの行動や選択を

“引っ張って”いると捉えます。

◆ 事例で説明:未来の目的が「今」を作る

① 目的が行動を決める(テレオロジー的な発想)

たとえば:

  • 「医者になりたい」から勉強する。
    • 医者になるという「未来のビジョン」が、現在の行動(勉強)を導いている。
    • 過去の性格や家庭環境ではなく、「未来」が動機の中心になっている。

このように、「未来にある目的」が、現在の行動を形作っているという意味では、

「未来が現在を創っている」と言えます。

② 芽が咲く花(時間を逆に捉える自然の例)

  • チューリップの球根は冬の間に土の中で眠っているが、春になって咲くのは「未来の春」がその可能性を開花させるから。
  • 「未来に春が来る」ことが決まっているから、球根はその準備をする。

→ このように見ると、「未来の環境(春)」が、現在の芽の状態に影響を与えているとも考えられます。

ここまで聞いて、まだピンと来ない人もいますよね?

私も、そうでした。

そんな時は、川の流れに例えると、わかりやすいです。

次の絵を見てください。

・未来から、過去にチャンスが流れています。

・しかし人間は、チャンスに気付けるのは、現在もしくは過去しか見えない。

・流れていった過去のチャンスは、取り戻せない。

・だから、欲しいチャンスを常に意識し、現在に流れてきたら掴むだけ!

どうでしょうか? 頭に入ってきませんか?

時間の流れは、過去→未来ではなく、未来→過去と考えると、なんだか楽しくなってきますね。

なたの未来はどんな可能性を秘めていますか?

未来から流れてくるチャンスを掴むために、今できることは何でしょう?

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