チームを率いる若き力—自衛隊から見るリーダーシップの本質

これは元自衛官だった兄弟と酒を飲んでいた時、自衛隊の若手幹部について

興味深い話を聞きました。

自衛隊では防衛大学を卒業した幹部候補生は、1年ほど特別な教育を受けた後、

すぐに小規模の部隊(20~30人)のリーダーに抜擢されるそうです。

当然、自分たちの上司にもなったりします。

私の会社では、ありえない人事ですが、自衛隊の様な組織では当たり前のようです。

配属後、その若いリーダーは現場経験も少なく、当然現場の仕事は良くわかわかりません。

大ベテランの部下達からすると、仕事を知らないお飾りの上司に見えるそうです。

しかしその後の振る舞いで、「出世していく人」「そうでない人」

2タイプに分かれるそうです。

①「自分は現場を何も知らない」と伝え、素直に教えてもらいながら仕事を進めるタイプ。

この場合、大ベテランの部下一人ひとりに、『現場での知識を教えてほしい』と素直に

お願いしたことで、信頼を勝ち取っていくようです。

②上司になった事を勘違いし、威張り倒し仕事を進めるタイプ。

この様な人は、経験不足であることを隠そうと強い態度に出てしまい、

部下の信頼を失ってしまいます。

どちらが成功するか、もうお分かりですね。

リーダーは何より素直真摯的であることが最も重要な資質なのです。

あなたがリーダーだったら、どちらのタイプを目指しますか?

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