先日、長嶋茂雄さんが亡くなられましたが、彼は
「ミスタープロ野球」として我々の心に刻まれ続けるでしょう。
その華麗なプレースタイルと抜群のスター性は多くの人々に感動と希望を
与えました。
1959年の天覧試合 昭和天皇が観戦する中、彼が放った劇的な
サヨナラホームランは、国民の記憶に深く刻まれています。
この瞬間で、彼は国民的英雄としての存在感を確立しました。
さらに、王貞治さんとの「ONコンビ」は巨人軍黄金時代を築き、
9年連続日本一という偉業を達成しました。
その引退時の名言「巨人軍は永久に不滅です」は、
時代を超えて語り継がれています。
単なる選手ではなく、希望や喜びを象徴する存在でしたね!

長嶋さんは、ものすごいポジティブな「イメージ力」と「野生の直感」を
持ち合わせていたようです。 例えば
①イメージ力
チームが1点リード9回1アウトナンナー1,2塁、一打逆転のピンチの場面で・・・
普通の選手:「俺の所だけは来るなよ!・・・」と願っている。
一流選手:「よーし、見せ場だ! 俺の所に打ってこい!」と願っている。
長嶋選手:「3塁線ギリギリに飛んできたライナーをダイビングキャッチ!
5、4、3のダブルプレー 勝利者インタビューに答え!
その後、銀座のママにその話をして、メロメロになっている」
自分をイメージしていたそうです。
すごいですね。やはり超一流の人は成功した先の姿までイメージしていたんですね。
②野生の直感
長嶋さんが現役を引退した時、親しい人にこんな事を言ったそうです。
「自分は、当たりそこないの打球が外野にポトッと落ちたり、
イレギュラーバウンドでヒットになったりしたこと多く、
何とか打率3割をキープしてきた。」
「ところが引退を表明した前の年ぐらいから、そのようなヒットが
めっきり無くなり、野球の神様が「そろそろ、辞めなさい」と言われたのを
感じ取り、引退したとのことでした。
大スターになる人は、こういう感覚も持っており、これらのエピソードが、
彼の卓越した才能と人間性を象徴しています。
長嶋茂雄さんの様な、ポジティブな「イメージ力」と「野生の直観」持つ人は
そうそういませんが、この様な感覚を持とうと想うことが大事かも知れません。

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