20代の頃、仲間の間でパチスロが流行り、私もすっかり
その魅力に取りつかれてしまいました。
毎月25日に貰った給料は、すべてパチスロにつぎ込み、
一週間ぐらいで使い切り、次の給料日まで極貧生活・・・。
この様な生活を繰り返していました。

ある日、先輩から「丸井の赤いカード」のキャッシングの話しを聞きました。
先輩曰く、「困ったときはこのカードで、お金を借りて翌月返済している」と
言っていました。
私も早速、カードを作りました。
最初は1万円を借りました。
そして翌月1万円を返しました。利息は300円程度。これはいい!

味を占めた私は、毎月、「借りては返す」を繰り返していきました。
ところが、当初は苦しい時に「1万円借りて1万円返す」でしたが
だんだんと金額が増え「10万円借りては10万円返す」と
どんどんと膨らんでいき、最後は当時貰っていた給料すべて
「16万円借りては16万円返す」状態になってしまいました。
少しでも滞納すると、次に借りれなくなるので、給料が出るとすべて
カード会社に支払い、また給料分すべて借りる生活でした。
当然、年利20%ぐらいで、利息も5000円ぐらい払ってました。
ちょうど一か月分、借りては返すの自転車操業でした。
「やばい!」と思いました。

最終的にはボーナスで清算し、「丸井の赤いカード」をハサミで
切り刻みました。

その時はせっかくのボーナスが全部無くなり、とても悲しかったですが
お陰様で良い勉強になり、その後はキャッシングに手を出すことも無くなりました。
この様な恥ずかしい経験談ですが、「キャッシングの危険性」を考えるきっかけ
になれば幸いです。

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