世の中には、覚悟の「ある人」と「ない人」がいます。
「覚悟のある人」は主体性があり、
「覚悟のない人」は主体性がない人です。
そして世の中は「覚悟のある人」が、「覚悟のない人」を
コントロールして上手く回っています。
①覚悟のある人(主体性がある人)
すべての原因が自分にあり、自分に責任があると考えている人です。
何か問題があると、「その原因は自分にある!どうしたら解決するだろう?」と
考え、改善に向け行動できる人です。

②覚悟の無い人(他人に依存している人)
何か問題が起きると、「責任は自分には無く、他人や会社のせい」にする人です。
一見、「他人の言うことだけを聞き、何かあっても責任を取らない」ので、楽と
思われがちです。
しかし、実際は毎日逃げることばかり考えているので、常に恐れや不安に追われて、
結構大変な人生なのです。

例を挙げると
例1)通路に置いてあった荷物に躓いた時、
覚悟のある人:「自分の不注意だ」「次から注意して歩こう」「他の人のため移動しておこう」
覚悟のない人:「こんな所に置くやつは誰だ!」「ここの管理はどのこ会社だ!」
例2)重要な書類に認印を押すとき
覚悟のある人:「この書類に書いてある内容は、すべて私が責任を取る!」と考え印を押す。
覚悟のない人:「この書類は、書いた人の責任」「私は印を押しただけ」と考え印を押す。
と、このような違いがあり、覚悟のある人は前を向き、覚悟のない人は後ろ向きなのが、
良くわかると思います。
以前、私の部下にも、極端に責任を嫌う部下がいました。
この部下は、人よりも能力が高く、仕事の精度も高かい部下でした。
これだけ精度の高い仕事をするのだから、成功体験を積めば「覚悟」も
付くだろうと彼を信頼し色々と任せました。
しかし残念なことに、少しプレッシャーになる仕事になると、逃げてしまい
成果はいつも他のメンバーでした。
本来であれば最前線で苦労した彼に華を持たせたかったのですが、残念でした。
今の私なら、「「覚悟が無い」人の方が大変だし、苦しいんだよ!」とアドバイス
出来ますが、当時の私は知見も浅く、良いアドバイスも出来ていなかったと思います。
最後に
覚悟は、すぐに持てるものではなく、育てていくものです。
覚悟がないからといって終わりではなく、小さな成功や挑戦を積み重ねることで、
少しずつ自分軸を築いていくことができます。
たとえば、自分の得意分野を伸ばすことで自信を持ち、覚悟の一歩を踏み出す
きっかけをつかめるかもしれません!
だから、あなたは自分の人生に覚悟を持って主体的に動き、明るく楽しい人生を過
ごしましょう。

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