「正・早・安・楽」
この四文字は、自衛隊の現場で重視されている行動原則。
一見すると当たり前のようでいて、実はどんな仕事にも応用できる、
極めて実践的なフレームワークであり、感銘を受けたのでご紹介します。
正──まず、正しいか?
すべての始まりは「正」。
感情や思い込みに流されず、事実を見極め、状況を冷静に判断する。
自衛隊では、判断の誤りが命に直結する。
だからこそ、「正しいかどうか」が最優先される。
ビジネスや日常の意思決定でも、まず「何が正しいか」を見極める力が問われる。

早──正しければ、すぐ動く
正しいと判断したなら、迷わず動く。
時間をかけすぎれば、状況は変わり、チャンスは失われる。
完璧を求めて立ち止まるより、「正しい7割」で即行動する方が、
結果として成果につながることが多い。
正しさに確信を持ったら、次はスピードだ。

安──安く済ませる、という知恵
正しく、早く動いても、そこに過剰なコストや労力がかかっていては、
継続は難しい。
「安」は、必要最小限の力で最大の効果を出すという、効率の追求を意味する。
段取りを工夫し、テンプレートを活用し、無駄を省く。
「安く」とは、ケチることではなく、ムダを見抜き、資源を最適に使う力だ。

楽──楽に回る仕組みをつくる
最後の「楽」は、再現性と仕組み化の発想。
正しく、早く、安く動けても、それが毎回“気合と根性”に頼っていては、
長続きしない。
だからこそ、「どうすればもっと楽にできるか?」を考える。
マニュアル化、属人化の回避、チームでの分担── 「楽」は、
疲弊せずに成果を出し続けるための工夫である。

結び:四つの問いが、行動を整える
迷ったときは、こう自分に問いかけてみよう。
- これは正しいか?
- 今すぐ動けるか?
- 無駄はないか?
- 続けられるか?
この四つの問いが、あなたの行動を整え、日々の判断を支えてくれる。
「正・早・安・楽」は、複雑な時代を生き抜くための、シンプルで力強い行動の型だ。


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