天国の秘訣:長い箸と助け合い

私の勤めている会社は、従業員が数千人いる大きな会社です。

いくつもの部門やチームが存在しますが、いい仕事のアウトプットを出すには、

組織間の連携が不可欠です。

ところが、組織が大きくなると全体が見えなくなり、「自分たちだけが楽になればOK!

他の部門の事は知らない」と言う人が出てきます。

これでは、お客様に良いサービスや製品を納められず、会社はどんどん衰退していきます。

たから組織のトップに立つ人は、その製品やサービスの「目的」をしっかり把握し、

自分たちが「何のためにこの仕事をしている」のかを、伝えなければなりません。

特に保身や利己的に走る傾向の人には、次のような昔話をすると良いかも知れません。

天国と地獄

天国と地獄の食堂は、一見すると全く同じ状況。

どちらもテーブルの上に美味しいご馳走が山積みで、

1mぐらいの長い箸が用意されいます。

ところが地獄では、誰もが冷たい目で他人を睨みつけ、

一人で食べようと奮闘しています。

しかし誰も食べることができず、飢えて苦しんでいました。

なぜなら地獄では、箸が長すぎてうまく食べられないのです。

しまいには料理を奪い合い喧嘩になり、まさに地獄絵図です。

反対に天国では、同じご馳走が並び、人々は楽しそうに食事をしています。

よく見ると、長い箸で相手に食べさせています。

今度は、食べさせてもらったお礼に相手に食べさせる。

天国では、お互いを助け合って料理を食べているのです。

今日から職場で簡単な協力の一歩を試してみませんか?







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