可能性の枷を外せ – 根拠の無い自信

本日は、ロジャー・バニスターと言う、イギリスの陸上選手の話しです。

バニスターは1952年のヘルシンキオリンピックの1500m走で、

他の選手に負け、4位に終わりました。

しかし、バニスターは世界にこう宣言しました。

1マイル4分の壁を切る!

当時の陸上界では、1マイル4分の壁を超えることは絶対に不可能

と言うことが常識でした。

それはエベレスト登頂や南極点到達よりも厳しいとされていたそうです。

しかしバニスターは必死にトレーニングをおこないました。

2人のチームメイトをペースメーカーにするなど、科学的手法を使った

トレーニングに励み、1954年ついに3分59秒4と言う世界記録

樹立しました。

高い目標を立てて、不屈の精神で努力した結果、達成する。

素晴らしいですね。

ところがです。話はここからが本題です。

その年、バニスターに続いて「4分の壁」を破った選手が、なんと23人も現れたのです。

そしてその翌年も数えきれないほどの選手が「4分の壁」を破りました。

なぜこんなことが起きたのでしょうか?

それは「無理だ!」と思う人間の思い込みが、足枷となり

本当に超えることが出来なくなっていたのです。

しかしバニスターが4分を切った瞬間、他の選手も

もしかしたら自分も超えられるかも?」と足枷が外れたのではないでしょうか?

だから「根拠の無い自信」こそ、最強なのです。

バニスターの例から「皆さんが今まで不可能だと感じていた挑戦はありませんか?」

今こそ、根拠がなくても自分を信じて一歩を踏み出す時なのです

参考図書:坂本良晶著書 さる先生の「全部やろうはバカやろう」

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